赤字に恐怖を感じた経営者の方は多いと思います。
しかし、会社が倒産する理由がわかれば赤字になる事はさほど怖いことではありません。
本当の恐怖を知らないから、赤字を恐怖に思うのです。
結論から申し上げると、会社が倒産する理由はただ一つ、お金が無くなった時です。
会社や家の近くに「儲かってそうにないのに何十年もずっと商売してるな」と思うお店がありませんか?
何故、潰れずにずっと商売を続けられるのかというと、簡単なことでお金を持っているからです。
売上金が入ってこなくても、経費を払えるお金を持っているから潰れずにずっと商売を続けることが出来るのです。
事業が軌道に乗ってくると、殆どの経営者が損益計算書の数字だけを追うようになります。
売上は上がっているのか、利益は出ているのか、法人税はどれぐらい払わないといけないのか、配当金はいくらもらえるのかなど、損益計算書の数字ばかりに目がいっていませんでしたか?
こうなると倒産予備軍です。
コロナウイルス感染拡大をきっかけに、日本企業の多くがお金が無い事の恐怖を実感しました。
今までは赤字を出さないように頑張っていた企業も、これからは出来る限りお金を使わないようにという考えにシフトしています。
しかし、厳しいことを申し上げると、時すでに遅し、そうなってからではどうしようもないのです。
お金はすぐには増えません。
小さなことからコツコツと、地道に積み重ねていくしかないのです。
だからと言って諦めるのはまだ早い。
弊社のブログでも「資金調達シリーズ」をいくつか挙げていますが、それ以外にも様々な資金調達方法があります。
企業の状況により選択肢の量に差はありますが、自社が出来る資金調達を探してみませんか?
コメントをお書きください