自社の決算書ここを見ろ Vol4

自社の現預金比率がどれぐらいあるのかご存じですか?

 

「現預金比率」とは、現金と預金を合わせた金額と流動負債を比較し、短期的な支払能力を見る指標です。

 

現預金とは、企業が所有している現金や銀行などに預けている預金

 

流動負債とは、1年以内に支払が予定されている負債

 

現預金比率=(現金+預金)÷流動負債

 

 

 

 

流動負債より現預金の金額が少なかった場合、負債の支払がしんどいということです。

 

売上確保が難しいこの時期に、1年以内に支払が予定されている負債の支払が苦しいとなると会社の存続が危ぶまれます。

 

「それじゃーどうしたらええねん!?!?!?!?!」と思われた方もいらっしゃると思いますが、これを解決する方法は、キャッシュを増やすしか方法がありません。

 

しかし、残念ながら簡単にキャッシュを増やすことが出来ないのが現実・・・

 

ただし、売上が下がっていない場合は別で、現預金を上げる方法はあります。

 

でも、コロナ禍で売り上げが上がらない状況では、正直なところなすすべがありません。

 

厳しいことを言いますが、事業を売却するか、廃業するかを選択せざるを得ないでしょう。

 

コロナ禍において現預金比率は大変、重要な指標となっています。

 

 

 

ですが、諦めるのはまだ早い!!!!!!!

 

プロに相談し、打開策がないか探ってください!!!!!!!!!

 

もしかしたら何かあるかもしれません。

 

どうせダメなら、最後にあがいてもいいじゃないですか。