交渉の方程式=恋愛の方程式

皆さん、日常の生活の中で無意識に交渉していることをご存じですか?

例えば、気になっている人をデートに誘うために、趣味・好み・性格などその人に関する情報を、何気ない会話の中から見つけたり、その人と仲の良い人から聞いたりといろんな方法で集めます。

そして、その人が興味を持ちそうなネタが見つかったら、相手に断られないよう、相手がYESと言ってくれる誘い方を模索します。

準備が整えば「いざ!実行!」

まずはたわいもない会話から相手の様子を伺い、準備していたネタに関する小ネタを挟みながら、タイミングを見て本題を切り出す。

結果は・・・「NO」

NOだった時、只々、落ち込んで諦める人もいれば、諦めずに何故「NO」だったのかを考え、再チャレンジする人もいます。

実は、デートに誘う一連の流れも「交渉」です。

交渉というと、勝った・負けたの世界だと思っておられる方が多く、難しいものだと考えている方が多いのですが実はそうではありません。

デート以外でも、買い物をする時、お小遣いをもらう時など、日頃から無意識に交渉をしています。

交渉とは、利害の違う人・立場の違う人同士が、互いに納得できる落としどころを見つけるための話し合いです。

お互いに納得できる落としどころを見つけるには、「どれだけ相手の事を理解しているか」が重要になってきます。

交渉は、勝ち負けと思っている人が多いのですが、交渉は勝ち負けではありません。

交渉が上手いと言われる人は、「相手の事をよく理解している」

相手の「立場・関心ごと・特徴」をしっかり捉えている人です。

相手を負かそうとせず、まずは、相手を理解することが交渉の第一歩です。