チャレンジってやっぱり大事

どんな選択をするかは個人の自由です。

ただ、その自由には責任が伴う。

例え失敗したとしても自分が選択したことの結果なら自分で責任を負う必要がある。

逆に成功したのであれば、それは自分が選択したことの結果として自分を評価すればいい。

 

しかし残念ながら失敗をした時、自分で責任を負わない人が一定数いるのが現実です。

この根底にあるのは自己防衛という人間の本能です。

人間は身体や精神に影響を及ぼすと感じた時、自分の身体や精神を守る能力を元々持っています。

自分で責任を負わない人は何かあった時、自己防衛本能から逃げるや押し付けるという行動に出てしまいます。

自己防衛本能とは言え、関係する人や後片付けをする人はたまったもんじゃありません。

 

売上減少、利益率減少、退職者増加、生産性低下、訴訟、横領や不正など、事業をする上で発生する可能性があるリスクが実際に起こった時、多くの場合、部下に責任をなすりつけ、何とかしろと指示を出すだけ。

「何も知らなかった」「部下がやったこと」と言い訳し、嫌なことから逃げ、部下に対応を押し付ける。

 

一般的にこんな経営者や管理職は嫌われる。

自己防衛本能とは言え、経営者や管理職がこれをしてしまうと組織の足並みは崩れ、組織は崩壊していく。

そんな会社を沢山見てきました。

 

そんな会社の従業員は口を揃えて「頭が悪いから」「無責任だから」「楽することしか考えてないから」と愚痴を漏らす。

そんな会社の経営者や管理職は口を揃えて「考えようとしない」「わかってない」「経営視点を持ってない」と愚痴を漏らす。

 

こんな会社をどうやって立て直すのか、それは❝考える❞しかありません。

自己防衛本能は全ての人間が持っているもので、これを無くすことはできない。

❝考える❞と言われても何を❝考え❞ればいいのかわからない人も多いと思いますが、まず❝考える❞ことは❝ゴール❞です。

 

ゴールとは目指すところや目指すこと。

いわば経営理念や事業方針などがこれにあたります。

ここで気を付けなければいけないことは、綺麗ごとの経営理念や事業方針ではいけないということです。

他社の企業理念などは、社会の為にや従業員の為にとうたっているところが多いのですが、それを真似する必要はありません。

会社を経営することや事業をすることが自分の為でも良いと思います。

利己的でも利他的でもまずは良いという理由は、ゴールがなければ進む道がわからず迷子になるからです。

ゴールが無いのは、暗闇の中をひたすら彷徨い続けているのと同じです。

暗闇の中から抜け出したいのなら、自分でゴールという光をともせばいい。

 

 

一人でゴールを見つけることが難しいなら人の力を借りればいい。

一人で考えられないなら❝一緒に考え❞ればいい。

ゴールが見えれば今、目の前にあるしんどさなんてなんとも思わなくなる。

勿論、目の前のことがしんどくなることもありますが、でも、ゴールが見えていればあと少し、あともうちょっとと言う意識が生まれ、目の前のしんどさを乗り越えようとするのも人間の本能。

 

私たちがビジネス教育事業へ事業転換した理由は、ゴールさえ見つけることが出来れば目の前の障がいは乗り越えられるということを体験してもらいたいという思いからです。

そんな事で乗り越えられるのか?と思われる方も多いと思いますが、チャレンジしてみなければそれが本当かどうかなんてわかりあません。

チャレンジすることで、チェンジすることができ、チャンスを掴むことが出来ます。

チャンスを掴むためにチャレンジしてみるのか、何を選択するのかはそれぞれの自由。

変わりたい・変えたいと思われるなら、チャレンジされることをお勧めします。